この7つでモデル写真向上テク

モデル撮影ポージング

この7つで写真写りをよくするモデル撮影テクニック7/7
  ~モデル撮影ポージング~

■姿勢・顔の角度
まず一番に、姿勢ですね。背筋を伸ばしましょう。
少しでも猫背になると実年齢よりも老けて見えます。
胸を張りすぎて背中を反らせるのではなく、腰を少し前に出すイメージがいいでしょう。
せっかく素敵な衣装とメイクやヘアメイクをしているのですから、自信を持って背筋を伸ばしましょう。

モデル撮影ポージング_写真1

また、脚を前後に交差させることで、カメラから見て逆三角形になるようにすると細く長く見えます。

うつむくとミステリアスな印象を与えたり、上目使いになりカワイイ印象を作ることも出来ます。
ですが基本はやはり、やや上を向くほうが自信がありイキイキとした表情になります。

このときに気をつけたいのが、顎を引くこと。
上を向くことにだけ意識すると顎もあがってしまいます。
首で上を向くのではなく、背筋を伸ばす(腰を前に出す)ことで顔がやや上を向くようにするとよいでしょう。
あまり顔を上げると「ドヤ顔」になりますのでご注意を・・・(笑)


また、カメラに正面をむくよりも、左右どちらかに構えると、顎のラインがシャープに見えます。
普段から自分で左右どちらの顔がすっきり見えるか、自分でどちらの側に自信があるのか、研究しておくとよいでしょう


モデル撮影ポージング_写真2

この研究結果によって「この7つで写真写りをよくするモデル撮影テクニック5/7自分でできるヘアメイク」でご紹介したような、ヘアメイクも左右どちらにボリュームを残すのか、ヘアアクセサリーをつける位置なども工夫できるようになります。

もちろん顔だけでなく、身体も斜めに構えるようにしてください。
そのほうが自然ですし、細身に見せる効果があります。


■立ち位置
立ち位置も重要です。
光が正面から当たるように心がけたいです。
影は表情を曇らせますし、見た目年齢も上がってしまいます。
広角レンズの場合は、画面の隅に立つとレンズの特性で歪みから横に伸びて映ってしまいます。
スタジオの中央を意識しましょう。


モデル撮影ポージング_写真3

■笑顔の段階
笑顔にも段階があります。
よく言われるのが以下の3段階の笑顔です。
①微笑み(20%程度)
②にっこり(50%)
③大きく笑顔(80%)

商品や衣装、スタジオやロケ地の雰囲気にあわせて、ポージングとともに変化をつけるとよいでしょう。