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モデル撮影 椅子の座り方

椅子の座り方



今回は「椅子の座り方」をご紹介したいと思います。
単に椅子の座り方と言っても、集中力持続のための座り方、腰痛や肩凝りを防止する目的の座り方、そして“美しくみえる座り方”と、多種多様ですね。

もちろん、ここではモデルを目指されている方のため(そうでなくても美しく、スマートな印象を持ってもらえるよう)に“美しくみえる座り方”をご紹介します。

意識をしないでいると
×猫背
×足を組む
×肘付き
×仙骨で座る
×背もたれに寄りかかる
×足が開く

などなど、、、本当に美しさからは遠く離れた印象の癖が思い出されるのではないでしょうか。
椅子の座り方BAD   椅子の座り方BAD


では、実際に美しく見える座り方です。
まずは背筋を伸ばし、胸を張りましょう。

椅子の座り方GOOD

猫背は封印です。



次に足は組まず(クロスもNG)膝から先は平行に揃えながら、前に出すイメージ。
テーブルがあるのなら、肘をつかず(ポージングで必要な場合を除く)にいましょう。
肘を付いてしまうと、必然的に前傾の姿勢となってしまいます。

椅子にはど浅く座り、背もたれは使用しません。
そうすることで、椅子と膝下との間に空間ができ、脚を長く見せる効果があります。

坐骨から頭頂まで、一本の筋が通っていて、頭は上に引っ張られているようなイメージで、顎を引きます。

これだけでも十分美しさに磨きがかかりますよ。





普段から椅子に座るときの姿勢は気を使いたいものです。
なぜなら、正しくない座り方では腰や肩への負担が大きくなってしまうためです。
最近、坐骨を後ろに倒し、背もたれに寄りかかるように座る人が増えていますね。
このように尾骨や仙骨で座っていると、背骨にも負荷がかかり、より猫背になってしまいます。
さらには骨盤が開いてしまったり、歪んでしまう原因になりますので、絶対にやらないように気をつけましょう


ところで、レストランやパーティなどで椅子に座るとき、椅子のどちら側から座りますか?
実は椅子の左側から座るのが、マナーなのです。
これは、中世ヨーロッパでは、長剣を左に刺しており、椅子の立ち座りのときにこの剣が邪魔にならないようにと考えられたものだそうです。
もちろん現代では剣などはありませんが、今でも習慣やマナーとして残っているって面白いですよね。