この7つで写真写りをよくするモデル撮影テクニック4/7
~メイク室でこっそり顔体操~
「この7つで写真写りをよくするモデル撮影テクニックの1/7 ~モデルの笑顔の作り方~」でも少しご紹介しましたが、やはり自然な笑顔をいつでもどこでもさらりと出すためにはトレーニングが必要です。
できれば、撮影前のメイク室だけではなく日々思いついたら表情筋を動かすという習慣をつけておくとよいでしょう。
笑顔には大まかに「眼輪筋(目元の筋肉」「頬筋(頬の筋肉)」「口輪筋(口元の筋肉」などが使用されます。
それぞれの筋肉が自然に動くことで、優しい笑顔を作れることができるのです。
それでは、それぞれの部位の筋肉をトレーニングする簡単な方法を挙げてみましょう
■目元のトレーニング
・まゆを引き上げたり下ろしたりする。(眉の下に鉛筆や割り箸などを持って行うと、まゆの上下運動がさらに明確にわかりやりやすい)
・両目を大きく開いたり、固く閉じたりを繰り返す。
・大げさなウィンクのように、片目ずつ固く閉じる動作を交互に繰り返す。
・ゆっくりと瞬きをする。
■頬のトレーニング
・口の中に空気をためて頬を膨らませる。
・大きな「あ」と「お」の口を交互にゆっくりと繰り返す(発声するとやりやすい)
■口元のトレーニング
・口を大きく「あ」と開いたり、小さく「う」の形をつくることをゆっくりと繰り返す(それぞれ5秒程度)。
・口を「い」と開き、さらに口角を上げていき、口角が上がりきったところで5秒間キープ(可能なら発声するとやりやすい)。
■(番外)シャープな顎のためのトレーニング
・上を向いて首や顎の筋をストレッチ。
・上を向いた状態で大きな口で「あ~」や「お~」と発声する。
公共の場所では少し恥ずかしいですが(笑)、このトレーニングにはさほど時間も労力もお金も必要ありません。
ぜひ日々の習慣としても、撮影前のメイク室などでのウォーミングアップとしても実践してみてくださいね。