肌をきれいに写す心得
~メイクと光を味方につけて~
まずは、どんな肌を“綺麗”だと表現するのか。
最近ではシミやソバカスはもちろんですが、くもりや凹凸のないフラットな白い肌を『透明感のある』といった表現をするようです。
ですが、少々日焼けした肌でもシミなどがない凹凸のない肌を“綺麗”と表現する人も多いようです。
もちろん、このような肌は一朝一夕には手に入れられません。
普段からお手入れに気を使っておくことが一番でしょう。
でも、撮影までに時間がないのの!という場合、、、
ちょっとした影やソバカスなどを隠すには、やはりメイク術が一番です。
コンシーラなどを使用して気になるところを消してしまいましょう。
気になるところと言うのは、顔だけではありません。
腕や足など、ちょっとした直りかけの傷やアザもコンシーラで隠すことが出来ます。
腕などを出した撮影の場合は、細部までしっかりと自分の体のことを確認しておき、メイクの担当の方と相談しておくのもよいでしょう。
そもそも『透明』と言う言葉の意味を調べてみると、①透き通っていて向こうがよく見えること。②透き通っていて、濁りのないこと。といったことです。
肌が透き通っていて、向こうが見えるわけではないのですが“濁り(くもり)”がない、凹凸がない、みずみずしいといったイメージはよく伝わってくる言葉ですね。
メイクでは、マット肌に仕上げるか、ツヤ肌に仕上げるか、好みが別れるところですね。
最近ではツヤ肌が増えているように思います。
マット肌メイクは、たとえるならマシュマロのような柔らかいイメージ
派手さはないものの、ナチュラル系メイクとしてOLさんにお仕事メイクとして人気のようです。
一方ツヤ肌メイクは、ファンデーション自体がクリーミーであったり、パールなどで煌めきを持たせることができます。
顔全体が華やかさや潤い感が増します。
余談ですが、1日に何度もメイクを変える必要がある場合。
ナチュラルメイクから徐々に派手?なメイクになるようにスケジューリングするとメイク直しの時間の短縮になります。
さて、肌を“綺麗”に写すポイントの続きですね。
モデル側だけではなく、撮影側(カメラマン)にも肌を“綺麗”に写すためのテクニックがあります。
それは、絞りを開いたり、シャッタースピードを遅くする、ホワイトバランスを調整するなどして、明るい写真に仕上げることです。
肌の凹凸はメイクでも隠し切れない場合がありますが、光で補正することで顔以外(肩や胸など)の肌も明るく透明感が増します。
このようなテクニックを用いると、曇りの屋外撮影でも明るい作品が残せますよ。