この7つでモデル写真向上テク

撮影モデルとカメラマンのコミュニケーション

この7つで写真写りをよくするモデル撮影テクニック2/7
  ~撮影モデルとカメラマンのコミュニケーション~


モデルとカメラマンは仕事と言えども、やはりしっかりとコミュニケーションが必要になります。
テクニック1/7にもありますが、モデルの好きな食べ物や音楽、その他趣味などを聞く時間を充分に持ちましょう。

記事用写真_モデル撮影笑あり1

モデルとカメラマンが異性の場合は、はじめ緊張がとれずなかなか良い表情が撮れないということもしばしばあります。
この緊張を取り除くためにもコミュニケーションが大切です。

また、モデルが女性の場合は「かわいい」とか「綺麗だよ」という言葉掛けがとても有効です。
(男性の場合は「かっこいい」と言う言葉や、筋肉を褒めると効果的)

記事用写真_モデル撮影嬉しい1

また、心理学的にも言われることですが、カメラマン本人ではなく、第三者の意見として「○○さんも褒めてたよ」といった間接的な言い方も、相手を喜ばせたり自信を持たせることができます。

同じような間接的な表現として、誰かに尋ねてみるというのもよく使われます。
「よく似合ってると思わない?」といって照明さんなどのほかのスタッフさんが「うんうん」と頷いているのが見えるだけでもモデルのテンションはあがるものです。
このような言葉かけは、信頼関係を築くのに効果的で、自然と笑顔が出てくる有効な方法です。

関西のカメラマンさんは他のスタッフさんとよく漫才のようなやり取りを繰り広げ場を和ませてくれる人もいます。
漫才とまで言わなくても、自虐ネタなどのジョークも緊張を解くツールと言えるでしょう。

名前で呼ぶことも大事なポイントです。
「 君ね、 もう少し右を向いてもらえるかな?」
「○○さん、もう少し右を向いてもらえるかな?」
さぁ、どちらが好意的な印象になりますか?逆に片方は威圧的な印象すら与えかねません。

また、逆の立場(モデル側)でも同じです。
「カメラマンさん、もう一度取り直してもらえますか?」と言うのではなくて、 「■■さん、もう一度お願いできますか?」と言うほうが自然な会話ですし、最低限の礼儀ですよね。
上記の“間接褒め”をモデル側からカメラマンに使うのも効果的です。

カメラマンの気分もよくなり、より良い写真を撮影できる環境が相互に構築されることになります。

よく、カメラマンがモデルの機嫌をよくしようと努力しているイメージももたれますが、より良い自分の写真を残してもらうために、モデル側からのアプローチも必要なのかもしれませんね。